『立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は由利徹』その1230
で、ダビンチコードであるが、(私が毎日ダビンチコードと書くのは密かに原作が好きだからだ。)、オプスデイは『苦痛は善だ』という新興宗教のように書かれているが、フランスのモンサンミシェル修道院に行ったとき教えてもらった。修道士ならば祈りに専念出来るが、一般市民はなかなか神への祈りの集中力がない。そこで硬い大理石の上にひざまずく。2時間ほどそうしていれば膝が痛くて仕方がない。痛みを伴わなければ集中出来ない。それを更に発展させたのがオプスデイなのだろう。決して間違ってはいないらしい。自分に理解できない物を排除したい欲望が争いを生む。他人を理解する心が大切。・・・・って私に言われたくはないだろう。私は理解されようと思って生きていない。なるべく存在を消しているつもりだが、ついついオーラが出てしまうので町を歩いているとよく挨拶をされる。一体誰に似ているのだろう。夜の歌舞伎町を歩くと黒服の半分くらいが会釈をしてくる。なぜだかは分からない。