『今飲みにゆきます生活』その1274
三連休なので読書三昧でもするかと、図書館で借りてきたのは『ナイロビの蜂』。上下刊の文庫本なのだが、読み始めて文章の悪さに50ページほどでやめてしまった。翻訳が悪いのか原作が悪いのか知らないが、せめて導入部でひきつけられないと2冊はきつい。読み進めれば面白いのかもしれないが、第一印象で感性が合わない物とはつきあいたくない。ところで母と買い物に行ったのだが、『紫ウコン』とやらを探していて、店員に聞いたらどこかから探してきて、店員がこちらになります。と、母に手渡した。母は『ありがとう』と言い、店員は『どういたしまして』と二人とも幸せなのだ。
私は横で見ていて何も言わなかったが『次回店に来たらどうするのだろうか?』と思った。母はまた『紫ウコン』を探せないのだ。また店員に聞くのだろうか?店員も一度場所まで行ってここにありますから。と教えなければダメだ。
仕事の話しで思い出した。いつもユーザーから電話がかかってきて直接データを直してしまう親切なSEがいる。かたや、ユーザーに『それは出来ません。一度キャンセルしてからもう一度入力してください!』と、突き放すSEがいる。
一見親切なのは前者だが、ユーザーにもSEにも親切なのは実は後者のSEだ。そのへん分かっていない人間が多い。