『あら、お父さん MACD が突き抜けたよ生活』その1303
物事には歴史があって色々付加されている。車を例にとっても最初は車輪があってそれを人や馬が引いていたものを燃料を積んで動力を車輪に伝えていた。動力によりスピードが出るから、強力なブレーキが必要になった。夜も走行したいために電灯をつけて見た。歩行者に対して危ないからクラクションをつけてみた。突然進路を代えると危ないから分からせるためにウィンカーをつけた。スピードが出るとゴミが飛んできて困るからフロントガラスをつけた。そこに雨がついたら見えにくいからワイパーをつけた。操舵輪が浮くとアンダーステアになるからフロントタイアを押さえ込むために、フロントウィングをつけた。駆動輪が浮くと動力が100%伝わらないからリアウィングをつけた。空力が乱れると振られるからデフューザーをつけた。4輪という規定がなかったから6輪にしてみた(たいれる)。後方排気の仕方に規制がなかったから巨大なファンをつけてみた(ぶらばむ)。スピンしても何事もなかったかのように360度回転してみた(ないじぇる・まんせる)。ゴール寸前でガス欠だったので、降りて自分で押した(あらん・ぷろすと)。やりたい放題である。