『手荷物検査のところで『心にナイフがあるんですけど』と言ってみよう』その1357
世の中、『変な人』であるほうが得な場合が多い。能力報酬制度は崩壊しているので(多分評価する側の人間にすら能力がないことが原因である)、仕事が出来ない方が有利だ。仕事が出来るとどんどん仕事が回ってくるのである。これだとせっかく早く終わらせたのに次から次へと仕事が舞い込むことになる。そして横を見れば能力の無いヤツがいつまでも同じ仕事を抱え込んでポッキーをくわえている始末である。この現状を神様が見て給料を倍にしてくれるのならまだしも、さほど変わらない。
そんな世間を見て、能力のある人は会社を辞めて自分で起業するのだろう。しかし自由が奪われる。起業なんかしたらやっかいなことが増える。そこまではしたくない。となるとサラリーマンで敢えて能力を落としている状態がベストであろう。自由業ほど不自由でサラリーマンほど自由なのだ。
能力を落として変な人を演じることで人生はかなり楽になる。
・誰も話しかけてこない。(いじめで”無視される”と言うが無視してくれる状態がどんなに楽なことか子供には分からないのだろう。その隙に否が応でも必要とされる能力を磨くことだ。)
・飲み会は来ないと分かっていて一応誘われるが断ることは周知されている。だから行ってはいけない。
・たまに普通のことをやると凄いとみせかけられる。
・たまに普通のことをやると凄いとみせかけられる??
・変な国を演じている北朝鮮は会議に出席するだけで凄いとみせかけられる。
そのまま死んでいくとしたら『変な人』のままです。世間からはこう言われるでしょう。『あいつは変な奴だったなぁ』と。そうしたら御棺の中から立ち上がって高らかに叫ぶのです。
『死ぬ前にたっぷりそばつゆつけて喰いたかったなぁ』
これで完璧です。