『馬の耳にごはん』その1629
160円のJRの回数券(1,600円)を購入しようと券売機で操作をし、最後のお金を入れるところで、パスモから支払おうと思い、カードを入れた。”150円不足”と表示。確かにパスモには1450円しか入っていない。しかしながらこのカードは不足になると勝手にチャージされるオートチャージ付きのパスモなのだ。3000円チャージされるべきなのだが、いつまでたっても”150円不足”。いつまでも見つめている私に、隣の女性が不思議そうな顔をして『150円足りないってよ』。。。
そりゃ分かってるんだけど、オートチャージなのだ。私は返事もせずまだ見つめていた。女性はたぶん『いい年した男が機械の操作も分からず馬鹿みたい』もしくは『この人日本語分からないの?』と思った様子で、私の顔をのぞき込みながら立ち去った。
なんだか機械に弱いまぬけな人だと思われた。チャージされないオートチャージカード。私はとうとう回数券を買えずに、普通に改札を通った。そしたら3,000円チャージされた。ということは今、4,450円分になったということで、回数券を買える状態になったのだが、もう改札を入ってしまったから買えない。
機械は人間が設計するものだからきっとおバカさんが設計したのだろう。それを私がおバカさんだと思われてしまった。あの女性に私のせいではないと知らしめたいのだが、もう二度と会うこともないだろう。