『敗北と死に至る道が生活』その2143
いい加減に生きているので一刻でも早く子供店長を見習いたいものだ。ドラマは見ないのだが「仁」と「不毛地帯」だけは見ている。
「仁」は私がよく妄想することだが、私の妄想は縄文時代へ現代人が行ってしまう。鼻毛が曲がって自分自身の鼻腔に当たってむずむずするのだが、いかんせん「毛抜き」というものがない。指で抜けるのならいいが、抜けなくてイライラする。そこで「毛抜き」に該当する何かを探すのだが石や木しかなくて愕然とする。
「車」という存在も記憶にはあるのだが移動手段は徒歩しかない。アラブの地下には原油が埋蔵していることも記憶にはあるのだが掘り出す術も無い。金属を加工するとか、工場による大量生産とか人類の叡智の積み重ねに感謝し、今に生まれてよかったと思うが、どの時代の人に聞いても「今に生まれてよかった」と思うらしい。