『敗北と死に至る道が生活』その2163
昨晩のアメトーク「人見知り芸人」は面白かった。何故ならば私も人見知りサラリーマンなので共感すべきところがおおいにあった。「中学のときイケてない芸人」より面白い。パート2を期待。思い出せるやつを箇条書きしてみた。
- ありもしないささくれを気にしているフリをする。
- 床屋がつらい。
- 興味も無いのに缶コーヒーのラベルを読む。
- 聞こえている会話を聞いてないフリをする。
- 怒っているから口数が少ないんだと思わせるため若干キレ気味に振舞う。
- 飲み会で料理に手が出せず酒ばっかり飲んでしまう。
- 飲み会が終わって一人になるとテンションが上がる。
- 初対面の医者には症状がうまく説明出来ない。
- 自分で呼んだデリヘルにやっぱり無理だと居留守を使う。
恐らく普通の人には理解が出来まい。特に「飲み会で料理に手が出せず酒ばっかり飲んでしまう」がなんで人見知りと関係があるのかと。
手の動きにより注目されてしまうのがいやなのだ。出来れば「壁」や「柱」と同等に「私」を見て欲しいと思っている。なるべく存在を消したい。私も若い頃の飲み会で一度食べた枝豆の殻をあたかもまだ豆があるかのように食べているフリをしたことがあるし、幸いコップでなく缶ビールだったので、空っぽになっても飲むフリをしていた。新しいものを頼む勇気が無いのだ。酒などがあればごまかせるが、単なる日中の集まりでは何かを数えるフリをして指を折っていた。「考え事をしているんだ」と思わせるためだ。実際は何も数えるものなどない。
久しぶりに地上波で爆笑してしまった。普段寡黙な人間の内部はこうなっているのだ。途中からアンタッチャブルが出てきて「克服講座」になってしまったのが残念なくらいだ。
オードリー若林とは友達になれそうだが、お互いに人見知り。残念。
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