『敗北と死に至る道が生活』その2356
「憚りながら」を半分まで読んだ。組長クラスともなればそこらのチンピラとは訳が違う。政治家とも渡り合わなければいけないし。企業の”取締”役として、総会屋の必然性や戦後の混乱期における警察との関係性など暴力団の存在意義のそれなりの理由も分かった。ただし今必要なのかと問われれば時代と共に存在意義を失いつつあるのだと思う。だから著者は仏門に入ったのかもしれない。「ビートたけしのエッセイです」と言われても気がつかないだろう。デンマーク戦に備えて早めに寝ます。ってまるで自分が出るみたいな言いっぷり。