『敗北と死に至る道が生活』その2435
頬骨が痛い件でナースの方からメールを頂いた。感謝とともに少しときめいてしまった。入院したことがないので余計に妄想してしまう。白衣の天使は傷つくもののみを助けるのだ。昼休み。会社から出てくる女性は小さなバッグを持っている。サイフや携帯以外に何が入っているのか知らないが。夢や希望が詰まっているのだろう。じゃなきゃそんなに持ち歩かない。
一方男性はというとサイフや携帯をそのまま手にしている。これだけならいいが、タバコを吸う人はタバコにライター。私は吸わなくなったが、iPodと無線wifiを持つのである。携帯を胸ポケットに入れたとしても、他がちょっとした小荷物になる。こんな場合の男バージョンが確立されていない。スーツのポケットは使うなと思っているし、セカンドバッグなど持とうものなら、ちょっとした借金取りにしか見えない。通勤カバンを持ってでランチに行くと午後休だと思われるし。
私はそんなとき小さなコンビニ袋に入れていく。昼時のオフィス街でスーツ姿にコンビニ袋。全く違和感が無い。今のところそんな解決策しかないのが大いに不本意だ。