『敗北と死に至る道が生活』その2639
ちょうど顔の高さにいる虫。うっかりすると口に入る。なんでちょうど顔の高さにいるのだろう。それはきっと"ちょうど顔の高さにいる虫"だからだ。高さ10万Kmだったら何の問題も無く共存出来る。その虫の名前を知ったらきっと、ちょうど顔の高さでなくなるはず。名前を知らないから嫌がらせをされているのだ。それでもちょうど顔の高さにいた場合はどうしよう。私が顔の高さを変えればいい。私が顔の高さをふいに変えればいい。私が顔の高さを変えても顔の高さにいた場合。その時は名づけてやる。「ちょうど顔の高さにいる虫」と。そんなことを考えながら帰宅した。誰かに見られていなかったか心配だ。ふいにしゃがみこむスーツのおじさん。次からは怪しさをやわらげるためワンツーとシャドウボクサーの真似をしよう。
シャドウボクサー?。。ボーカリスト、ピアニスト、ギタリスト、ベーシスト、ドラミスト。