『敗北と死に至る道が生活』その2668
日比谷のエントリーをやった。FC継続をカードでやろうとしたら SSL のエラーとかで訳分からん。問い合わせ中。うっかり杉村太蔵と宮崎哲弥さんの対談を見てしまった。宮崎さんはああ見えても勝谷(誠彦)さんよりアウトローだった。と、たかじんnoマネーでやっていた。杉村太蔵が私と同じ疑問を問いかけた。「国民の判断は正しいのか?」「宮崎さんの1票とあまり考えていない有権者の1票が同じでいいのか?」と。民主主義の根幹を否定してしまう無茶な意見だというのは百も承知で私もそう思っていた。
宮崎さんはこう答えた。「正しい判断が出来るような国民に教育していかなければならない」と。確かに。杉村太蔵が学校の講演会に呼ばれると「政治的な話はしないで下さい」と言われるそうだ。だったら呼ぶなと。今から教育をはじめても随分時間がかかりそうだが、今から始めてもいない。ネットでは人の揚げ足取り、素人の特ダネ合戦。生まれてから既にネット環境がある世代は使い方を知らないまま包丁を持ってしまったようなものだ。とは言え、2ちゃんねるは高年齢化しているらしい。国民総シェケナベイベー状態か。最近はアクセスすることもないけど。テレビは NHK 。ネットはYahooヘッドラインくらいしか見なくなった。iPhoneを持ってからパソコンを起動することも減った。ゴミ箱から欲しい物を探すような馬鹿げた行為に時間を費やすことも無い。とは言えメディアは真実を伝えてくれない。自国の真実も伝えないくせに中国の批判ばかりしている。
夏休み中、福島の小中学生は沖縄に、幼児と親は山形に連れて行く。その間に町中の除染をすればいい。そんな税金の使われ方だったら納得してもいい。嫁と原子力問題や政策について話していると「うちらがここで話しても何もならないなぁ」となることが多いが、何もならなくはない。こうして議論した1票というのが民主主義の根幹なのだと思った。中国はもっと成熟しろと思えば成熟したノルウェーでもあんなことになるし。福島は海側から津波、山側から豪雨。新宿駅南口はずーっと工事中。うちの近所の人口の小川は節電でポンプを止めた。金魚があっぷあっぷしている。それをザリガニが狙っている。それを猫が眺めている。その猫を私が眺めている。私を誰も見てはいない。世界や地球が安定することなどないのだろう。不安定な中でいかにバランスを取っていくか。それが問題だ。あのキチガイに舵を任せていていいのだろうか。いい訳が無い。と本人以外全員そう思っている。