『敗北と死に至る道が生活』その2955
サポートミュージシャンって派遣じゃないか?と思ったら、私と同じ立場だ。クライアントが要求することを遂行するだけ。自分を出してはいけない。自分がやりたいことは客が望んだことと一致しない。ただ歯車ではあるが、遅かったり速かったりすると動きがおかしくなる。最初は「どの速度だ」と迷う。「この速度か」と分かってからは、とにかく目立たない歯車でいいと思っている。働けば働くほど存在を忘れる。ただ何か分からないがプロジェクトがうまく行く。派遣とはそういうものだ。そして入れ替えが利く。正社員だとそうは行かない。正社員が不良品だとまぁ大変。たいがい不良品なんだが。なんだか購入マンションと賃貸マンションの違いのようだ。クライアントがバカだとそういうことが分かってない。要するにバカばっかだ。なんて思ってないですよ。