『敗北と死に至る道が生活』その3087
ストーンズの生中継を見てから選挙へ。相変わらず本人確認してないし。東京はこっちが渡した投票用紙の名前を復唱して「○○さんですね」に「はい」と答えるだけ。投票しない人の用紙を集めれば不正に投票出来る。選挙事務のマニュアルには誕生日を言わせることと明記されている。生年月日じゃなくて月日だけ言わせるのが正しいらしい。ストーンズのライブ、ゲストなんか要らないと思うのだが、ガガやボスが出てきてた。なのでまたツェッペリンのDVDを見ていた。1曲目が[Good Times Bad Times]ってのがいい。エレカシに例えればライブ活動再開の日。1曲目に[ファイティングマン]を持ってくるようなものだ。イントロが鳴った瞬間泣くだろう。ファーストアルバム1曲目。「今までの再結成とは違う」という気合が感じられる。
ラストの[Rock And Roll]エレカシに例えれば[ガストロンジャー]か。ラストはこれしかないという名曲。
そしてこのライブが終わる瞬間。最後のキメのところ。3人が観客でなくドラムの方を向く。カメラはドラムの後ろから客席方向を映し出す。セットの後ろ壁全体がスクリーンになっているので、客は背中しか見えないという訳ではない。最後の音は4人で向き合って終わり満面の笑顔。知らない人のために解説するが、ツェッペリンのドラマーはジョン・ボーナム。ジョン・レノンと同時期に急死してしまう。それを以ってツェッペリンは解散。そして今回の再結成ではジョン・ボーナムの息子ジェイソン・ボーナムが叩いていた。映像にはないが、渋谷さんのライナーノーツによればこんなに偉大なバンドでドラムが叩けて幸せだと、最後は床に這いつくばって3人に頭を下げたという。2007年の出来事ではあるが、こうして2012年に発売されて自宅で見ることが出来る。素晴らしいことだ。
紹介したからってジミー・ペイジから30万円もらってないですよ。