『敗北と死に至る道が生活』その3106
昔TMなんとかって言ってた西川なんとかっていう歌手が生理的に苦手です。そんなことはどうでもいいが、自分が Amazon で買った CD の楽曲は全て Amazon Cloud で再生出来る(日本はまだ)ようになるらしい。私の iPhone は最低容量なのでこりゃ便利。と思ったら過去のエレカシは Amazon 購入なわけがない。結局中途半端か。全ては過渡期。過去も未来もいつだって過渡期。ガウディもそう思ってサグラダファミリアを設計したのだろうか。ならば完成させてはいけないんじゃないか。日光東照宮は未完という意味で柱を逆さまにしている。徒然草の時代から「完全なものは決して良くはない」という思想。粋だ。盛者必衰。新宿南口はいつ完成するのだろう。こんなに時間がかかるなら玉川上水のモニュメントなど粋なものを作って欲しい。バスターミナル予定地の下を通ってたんだけど。上水を地下に埋めたとき(これは決して下水ではなく)の木で出来た樋というのが新宿区立新宿歴史博物館に展示してある。江戸時代って素晴らしい。新築の長屋とか生で見てみたいものだ。どっからでも富士山が見える生活ならば心も粋になるんだろう。富士山が見えなくなってから日本人はこんな風になってしまったのかもしれない。乱立する文明のはざまを一笑、一蹴、偏執、哀愁。赤坂プリンスが徐々に低くなっているこの頃。真冬の快晴に心かき乱され。