『敗北と死に至る道が生活』その3633
「来年は中学生だから妖怪ウォッチからは卒業だ」という人がいたら、それは中退だと思うし、卒業するのは小学校だ。そんなことはどうでもいいが、覚えたいことはノートに書くといいと教わってきたが、賢い脳みそは「ノートに書いたことは記憶しなくていい」と判断して覚えないそうだ。昔は実家の電話番号などソラで言えたものだが、スマホが発達した現代では自分の番号すら覚えていない。これはきっと「見れば分かる」からだ。脳みその記憶領域をスマホの記憶領域に移動した分、もっと大切な何かのために役立てられるから人類はどんどん賢くなっていくはずだが、実際はその逆でどんどんバカになってゆく。スマホの能力が上がる分、脳みそは小さくなっているのかもしれない。人に頼ると自分は怠ける。