『敗北と死に至る道が生活』その3653
EMTG MUSIC 「新春日本武道館公演 2015」1月3日(土) ライブレポート例えばウェブの入力画面でプルダウン選択肢の中から何かを選ぶ時。私は選んだ後、画面上の何でもない場所をクリックし、フォーカスをずらす。この後でマウスのホイールをぐりぐり上下すると画面のスクロールになる。選んだ後にマウスクリックしていないとプルダウン選択肢の中身がぐりぐり動いてしまうからだ。(ブラウザによって挙動が違うが)そんなことは手順の中には書かれていない。慣れていない人はこうやって選択肢が自分で選んだものでないまま送信してしまい、「そんな物は選んでいない」と逆切れする。
これと同じことが料理にも言えるのではないか。私は(というか世の中の男は)、牛乳200ccと書かれていれば計量カップで200cc正確に測る。こうやって余計な洗い物を増やす。そうまでして作った料理だが、たいしてうまくない。
「経験上当たり前のこと」はどうやらレシピに書かれていないのだ。フライパンに何かを入れる時だって冷たい状態なのか油を入れて煙が出るほど温めてからなのかさっぱり分からない。「書かれていないけど普通はそうしない」ということを無意識にやっているのだろう。温度、量、時間、順番、あらゆる食材の特徴・・・。まるで科学の実験だ。
先日テレビで、餃子の作り方をやっていた。肉は塩で揉めやら、皮は室温に戻しておけとか、皮に包むときはタネを押し付けて空気を抜けだとか、フライパンに入れたら水でなくお湯を入れるとか。こんな面倒なことを主婦はやっているのだろうか。買い物に行く前に皮を冷蔵庫から出しておいて・・・。「科学実験を1日3回毎日やり続ける」これが主婦の実体か。小保方さんよりよっぽど凄い。
「論文がコピペ」なら、「出来合いのものを買ってくる」も十分許されることだろう。