『敗北と死に至る道が生活』その3678
郷ひろみの「2億4千万の瞳」が流行っていた頃、知り合いの子供が「ろーくせんまん ろーくせんまん」と歌っていた。だいぶ少なくなっている。とは言え六千万円くれると言われれば、やぶさかではないどころかすぐに手を差し伸べる。数字のトリックとして、「120%頑張ります」とか言うが百分率を分かっていない。120%と思っているモノを100%とするのが百分率だ。だから120%頑張っている人が100%頑張ったらそれは83.33%しか頑張っていないことになる。なんのこっちゃ。
私が言いたいのはそんなことではない。私の勘が正しければ、もうすぐ桜の季節がやってくるだろう。桜の満開は100%ではないのだ。80%を満開と呼ぶらしい。これは同じ木でも蕾によって開花時期がことなるから100%という状態はあり得ないんだそうだ。80%が満開ならそれを100%としなければおかしいのではないか。ということはやっぱり蕾が全て同じタイミングで咲いたら120%咲いてしまう。タイミングさえよければ「120%頑張ります」も正しいのかもしれない。