『敗北と死に至る道が生活』その3705
ルミネのCM。批判が殺到しているそうだ。私も見て不快だった。が、自分が認めないものを100%叩く世の中でいいのだろうか。一方で多様性は認めようという雰囲気ではないか。曽野綾子さんの記事だって林真理子さんの意見だって、大塚愛さんの意見だって「そういう意見もあるのだな」と認識する。林真理子さんの意見については、一方的な見方しかできないと批判されているが、だとすれば「一方的な見方しかできない林真理子さん」という存在も認めないといけないことになるので、矛盾が生じる。
となると自己を主張したり他人を批判したりも出来なくなるので、結局どうしたらいいか分からない。
だから私はおおむね「黙っている」。自己は主張しない。他人も批判しない。考えすぎて何も考えていない状態と同じに見える。まぁそれでいいのだ。