『敗北と死に至る道が生活』その3770
ふとしたきっかけで、「ふとした」を新明解国語辞典で見てしまったのが運の尽きだ。例文1.あるとき、ふとしたことでスペインの地酒が手に入った。
例文2.彼はふとしたはずみにうちに転がり込んできて、居ついてしまったのである。
例文3.ふとした酒の上の喧嘩から、人を一人殺してしまった。
例文4.楽しい新婚生活もつかの間、姫君はふとした病がもとではかなく世をさります。
だんだんブルーになってくる。最初は地酒が手に入って喜んでいたのに。いくらなんだってそんな例文はないじゃないか。