『敗北と死に至る道が生活』その3842
あとから来たくせに「え、何の話?」と混ざってくる人が苦手だ。キサマのためにもう一度頭から話さなきゃならないのか?で、あまり興味のない話だったらどうするんだ。だまっていて欲しい。高校生の頃、無口だったので本当に困った。おまけに無知だったのだ。映画や音楽の話。一体みんなどこでそんな知識を仕入れてくるのだろう。当時はインターネットもスマホもなかった。せいぜい本屋で MUSIC LIFE を立ち読みするくらいが細い情報源だった。おまけに健忘症だ。なので話すことが何もない。本当につらかった。おまけに「根暗」とかいう言葉がはやっていたころだ。とんねるずのせいで元気な奴がもてはやされた時代だ。中身はなにもないくせに。