『敗北と死に至る道が生活』その3844
BSが見られないと愚痴っぽい日記など、皆さん方にはどうでもいいことで恐縮でした。が、「録画して送ってやってもいいぞ」という申し出を複数頂き、まことにありがたい話です。生きててすみません。嫁は北九州市出身なのだが、都内の「えのき」の1パックが大きすぎると困っている。都内の人はそれしか知らないからあまり疑問に思わないのかもしれない。確かに一回で使い切れる量ではないし、一回で喰い切れる量ではない。だのに余ってもなんだと、一回で食べてしまう。おそらく、きのこ業界の談合でかさ増しして単価を上げているのだろう。私のお腹がぽっこりしてきたのもきのこ業界の談合のせいか、またはビールのせいだ。恐らくビールのせいだ。いやビールのせいではない。ビールを飲んだことにより気が緩んで食べすぎるせいだ。大人になって肥えたのは舌だけではない。
人工的に栽培しているのだからいくらでも調整出来る。栽培ビンの口径を小さくすればいい。P-38並に口径を小さくすればいい。手間だけかかって儲からないとでも言うなら九州を見習え。都内のスーパーでパックを見ると200g と書かれている。九州では100g単位に買えたという。必要なら2パック買えばいいだけの話だ。
「離合」という言葉も通じないと言っていた。離合(りごう)。東日本ではほぼ通じない。通じたとしたら西日本出身者だ。狭い道路を車がすれちがうことを「離合」というらしい。私も言われるまで知らなかったし、言われた今でもピンとこない。「すれちがう」を正式に言ったような感じの漢字だが、そうでもないっぽい。ましてや方言という感じでもない。大阪より西ではほぼ通じるらしいが本当だろうか。
あと、さつま揚げのことを「天ぷら」という。では所謂天ぷらはなんと言うかと問えば、天ぷらも「天ぷら」だって。かぁちゃんが「今日は天ぷらだよ」と言っても喜んでいいのか悲しんでいいのか分からないではないか。で、肝心の鹿児島ではさつま揚げとは言わないらしい。フランス人がフランスパンと言わないように、アメリカ人がアメリカンコーヒーと言わないように、ナポリ人がナポリタンと言わないように。か?