『敗北と死に至る道が生活』その4067
当面の問題は、医者は患者の症状を経験した訳でもないのに、気持ちなんか分からないだろうけど、知っているように話す。まぁそうでないと、全ての病気を経験していたら今頃死んでしまうので無理もない。数日前から耳がもわんとしている。症状の説明に「もわんとしている」などと言われても困るのはこっちだ。例えばドイツの耳鼻科で「耳がもわんとしている」と言っても伝わらない。いやわざわざドイツに行かなくても青森あたりで十分かもしれない。飛行機なぞ乗ったら気圧の変化でもわんが更に酷くなるか、或いは治ってしまうかのどちらかだ。自分が分かっていることを他人に伝えるという行為は日常的に行われているが、みんな伝わったと思いこんで生活をしている。実際のところちっとも伝わらない。女子高生が「わかるぅ」と言ってもそれは5%程度のことだし、女子高生が「うけるぅ」などと言ってもそれはきっと面白いという意味ではない。
なんの話だか分からなくなってきた。要するに頭蓋骨を叩くと頭の中がスイカになった気分。これは耳鼻科に行けばいいんだろうか。脳外科か。内科か。初動は患者が決めるのか。21世紀なのに。
シャワーホースの直下にポンプ式のボトルを置けとばかりにスペースがあるが、あそこに置くとシャワリング時にポンプを吊り上げてしまうのは私だけだろうか。21世紀なのに。なんとかならんもんか。。。シャワリング時ってなんだよ。