『敗北と死に至る道が生活』その4234
どんなに名医でも医学部を卒業し、インターン後の「初回の手術」ってのがある。「初回の手術の患者」にはなりたくないもんだが、「私はあなたが初回の手術なんですよ」とは言わない。
どんなに名パイロットでも副機長後の「初回のフライト」ってのがある。「初回のフライトの乗客」にはなりたくないもんだが、「こちら機長です。これが初めてのフライトです」とは言わない。
出会ってしまった運命を受け入れざる着飾る岩猿。東照宮の修復はあれでいいのだろうか。スペインのおばあさんが修復したキリスト像みたくなってる。