『敗北と死に至る道が生活』その4337
わざわざ言うことか?という疑問符は30代のころ芽生えた。どうでもいい会話で隙間を埋めるのは20代で捨てた。ミヤジも言っていたが、自分にしか興味が無いので、他の人が「朝こんなことがあったんだよ 」的な話を聞かされると「わざわざ言うことか?」と思ってしまう。思ってしまう本人なのだから他人に対しても何も言わなくなる。こうして私のたちふるまいが確定された。40代でどうでもいい話を聞かされたとき、「わざわざ言うことか?」と言った。そしたらもう「何を話したらいいか分からない」と言われた。何も話さなくてよろしい。それ以来「わざわざ言うことか?」とは言わないことにした。
妻とつきあいたての頃、富士五湖から車で帰るときほぼ無言だった。結婚しようと思った。
未熟者でごめんなさい。