『敗北と死に至る道が生活』その4745
プリンタにとって「白」というのはかなり特殊な色であることを我々は日々の暮らしには活かせていない。実はプリンタは白色というのを印刷出来ない。嘘だと思ったら黒い紙をセットして白い画像を印刷してみるがいい。綺麗な白であればあるほど何も印刷されない。中途半端なギャザリングがついた白い画像であれば中途半端なオフホワイトやら薄い黄色が印刷される。このことから我々は白であるなら白であれと言える。それで孤高をきわめて辛くてもどうせコロナ禍だ。不安な気持ちはおくびにも出さず綺麗な白でありたい。というのは結局は中途半端なギャザリングがついた気持ちなのだけれど、それを覆い隠すための白いシーツが必要なのだ。ヒートテックの毛布なんか買ってる場合ではない。