『敗北と死に至る道が生活』その187
節分なので豆まきをした。昔は大豆だった気がする。今は落花生なのだ。私が虚しいのは食に関する興味が全くないことからくるのだろうか。『今日は焼肉を喰おう』とか言われても全然わくわくしない。むしろスーツが匂ってやだなとか思う。食事なんてのは生きるエネルギーを補給するだけのためであって、それがおいしいとか不味いとかいう問題ではないのだ。
例えばライオンがシマウマの肉を食べているとき『おいしい』と思うだろうか。火で焼いてみたり塩をかけてみたりしないことからも明らかである。彼等は『おいしい』を求めてなんかいない。私も家では卵かけごはんばっかり食っている。野生を取り戻したまえ。
週末はカニを喰いにでかける予定。