『敗北と死に至る道が生活』その190
あなたのメインバンクは印鑑が必要だろうか。いまどき印鑑至上主義は甚だ迷惑だ。私のメインバンク及びサブバンクは両方ともサイン契約である。つまり印鑑も通帳も存在しない。存在しないから失くす心配がない。奪われる心配もない。しかしながら口座引き落とし申し込み用紙には印鑑を押せというパターンが多い。私はこのあきらかに『サイン取引』なんていうものを想定していない前時代的な正方形の小さいエリアに自分の名前をせっせと書くのである。それだけならまだしも複写になっているとサインが複写されてしまうのである。2枚目以降に自筆で書き込みが出来なくなってしまう。
NTTも東京電力も『サインでもいいですか?』と聞くと『え?印鑑は持ってないんですか』『いや印鑑登録じゃなくてサイン取引なんですよ(あほか)』『何銀行ですか?』『・・・(このぼけが)』『上司に聞いてみ・・』『・・・』かなりドタバタしている。
といった具合でサイン取引はあまり一般的ではないのかもしれないが、せめてNTTや東京電力あたりは知っていて欲しいものである。