『敗北と死に至る道が生活』その616
明日は川崎だ。クラブチッタは『マノ・ネグラ』以来だ。私の人生の中で海外アーティストのライブとしては、過去もそして恐らく未来も『マノ・ネグラ』を超えるバンドは出てこないと思われる。冬だったので会場から出てきたらみんな頭から湯気が出ていた。大げさでも何でもなく。ミクスチャー・ロック(日本で言うとレピッシュ、16トンズか)に明け暮れていた若かりし日々の思い出だ。もうとっくに解散してるし、あまり売れていなかったのでCD入手も困難だろう。こう書いていて何故か『ポーグス』を聞きたくなってきたが売り払ってしまったんだった。
今は音楽CDを買うこともなくなった。エレカシだけで生きていけると確信したからである。CDの売上が落ちているのはコピーされるからでなく、私がCDを買わなくなったからだと思う。私の行動もずいぶん影響力があるのだな。