『ご利用階数をお知らせくだ生活』その957
環境ISOであなたの目標を書きなさいという回覧が回ってきたのだが、その中のサンプルにバスを使わず歩くなどと出ていたが、一人の人間がバスをやめたところで、バス自体は走っているのだから何の役にも立たない。バスの運行を停止させなければ人が歩こうが走ろうが無関係だ。むしろ人が乗っていないバスが走ることが環境問題だ。そんなことはどうだっていいが、ゼロを発見したのはインド人だと聞いた。リンゴが1個ある状態を『1』とするならば、リンゴが2個ある状態を『2』とするのは自然だがリンゴが無い状態を数えようとしたインド人は発想がすごい。たしかボーリングで倒したピンの数を数えるときガーターだったらどうするのか?で発見したそうだ。
私が最近ずーっと悩んでいるのが、ビルの1階は果たして1階なのだろうか。その場所から1つ上の階に上がるとそこは2階と呼ばれる。1つしか昇っていないのに2階だ。1つしか昇ってないのならばそこは『1階』と呼ばれてしかるべきではないだろうか。となると私たちが今まで『1階』だと認識していたものは『0階』と考えられるが、『0階』を地下にしてそこから上がった状態を『1階』と呼ぶものとするならば今までの1階が1階なので事態は更に複雑になってくる。要するに1階の下が地下1階と呼ばれることから、私たちの数学的概念は根本から崩されなければならない。