『生活。俺の生活。毎日続いてるけど』その1029
死について漠然と考える時がある。まだ死ぬのはいやだ。という世の中で『死にたい』という人もいる。得てして幸せでないからだろうか。幸せだったら死にたくない筈だ。今の私の年齢では今の私の年齢以上のことは考えられないが、今の私の年齢以下のことは何となく分かる。『死んでもいいな』と思える日がくるのだろうか。『死んでもいいな』と思うことが幸せな暮らしをしていて出来るものだろうか。妻がいなければそう思うのかもしれない。しかし妻がいればそうも思っていられず。しかし妻を残して死ぬのは妻がかわいそうだけれども妻より生き延びるのも、それはそれでつらいのかもしれない。しかしここまで生きたからいいか。と悟りの境地になるのかどうかはそこまで生きてみなければ分からない。
今年で97歳になる私の尊敬する祖母は『死ぬまで生きるしかあるめぃ』と宮本さんのようなことをおっしゃっておられる。