『雪だった生活』その1137
貢献する人間と、いてもいなくてもいい人間と、足を引っ張る人間で社会がなりたっていると聞いた。新入社員の試用期間は三ヶ月とか言うが、その後実際にクビになっているのだろうか。足を引っ張る社員が多すぎる。新卒でいきなりクビにしたら悪いとでも思っているのだろうか。もっとも入社試験で落とせなかった責任もある。たった1回の試験と面接で何が分かるというのだ。
貢献する人間のモチベーションは足を引っ張る人間に足を引っ張られる。奴が居眠りしていても給料もらっているのに何故私が頑張らなければいけないのかと。共産主義が悪いほうへ向かうとこうなる。資本主義でも同じと言うことか。
足を引っ張る人間を切れない上司にも問題がある。じゃあ精鋭だけ集めて会社を作ったらいいと思うが、精鋭だけを集めても徐々に足を引っ張る人間が出てくることは、アリの研究からも実証されている。一定の割合で働かない働きアリが出現するそうだ。不必要悪としかいいようがない。