『『24』のクロエの性格に私は似ていると悟った生活』その1360
組織が破綻するのはいとも簡単だ。”感情”。人間がこれを持っている以上なくならない。企業の隠蔽体質。学校でのいじめ。開発プロジェクト。もっと最小単位にいけば家庭。私は家庭の人間関係も国家の関係も似たような”くだらない”感情論で成り立っているのだと思う。コンピュータ同士は”あまり”感情が無い。だからうまくゆく。もっともソフトウェアを作るのは人間であるから例えば Microsoft と Oracle は相性が悪い。数字の桁数をどう表現するかの思想が異なるから『変換』という作業が一発入るのだが、どちらの会社も『仕様です』と言って譲らない部分がある。その微妙なズレをコンピュータは微妙なまま作業するしかない。私は『数字に1をかけて渡す』という無駄な処理を入れたことがある。データ型を変えるだけのために。これが『”あまり”感情が無い』の所以だ。
話が電車だけに脱線したが、人間が感情を持っている以上、嫌いな奴というのが必ず出てくる。嫌いな奴がリーダーとなれば、協力しないのは当然だ。気がついても言わない。現に私がそうだ。『あそこを改善すればもっとよくなる』と思っても、『そんなことはリーダーである貴様が気がつくべきだろう』と放置している。ところが好意を持っているリーダーであれば『ここはこうしたらいいんじゃ?』と相談するだろう。
ジーコのためだったら頑張れる。とか、ジーコの言うことは訳分からん。という人もいて、オシムの言うことは正しいと思うから頑張ろう。とか。相性で成り立っている。
『24シーズン4』を見てそんな感想を持った。