『敗北と死に至る道が生活』その1876
ブーと震えた気がして携帯をみてもバイブは作動していなくて何だったんだろう?という経験はありませんか。私はありません。母から携帯電話に電話がかかってきた。朝だったので声を張らなかった。いや朝夕関係ないや。「元気かや?」「元気」「・・・」「で?」。終わりかよ。「元気かや?」ってどこの方言だ。
声が聞こえにくいという。それでもまぁまぁ普通に話したつもりだが、声が遠いという。何故か携帯で話すと誰からもそう言われる。あれって声張らないとダメなんじゃない?もともと電話が嫌いなので極端にトーンが落ちてしまうのも原因だ。あのマイクは声が甲高い女子高生に合わせて作られているとしか思えない。携帯電話はいろんな機能がついているが、肝心の通話品質に関してもっと頑張れよと思う。
寝ながらぽけーっとテレビを見ていたら私の大好きな高嶋ちさ子様が出ておられたので、思わず起き上がって音声を大きくしてまた寝た。高嶋さんは歯に物着せぬ言いっぷりが男らしくてよい。物理的にも精神的にも妙なものを身にまとわず己をさらけ出して勝負する。それが格好いいのが一番格好いい。
太田光、やしきたかじん、勝谷誠彦さんなど、私が好きな人はことごとく世間からは「毒舌」と言われる。私はそうは思わない。本音で勝負しているごく普通の舌だ。むしろ逆に舌に甘いコーティングをしているヤツらの方が気持ち悪い。