『敗北と死に至る道が生活』その3202
弱者であることを利用して健常者よりも丁寧に扱われないと気が済まないという人がいる。対等に扱うまでは分かるが、特権を認めろとまで言う。中国、韓国の歴史認識や(その後の)同和問題も結局そこにつながってくる。マイノリティならば社会が手を差し伸べてくれると思ったら大間違いだし、ゲイであろうとなんだろうと、自分が理解されないことを誰かのせいにしたら、そこで終わりだと思う。
世の中において、これが正しい、これが間違っている、到達点だという絶対的なものは存在しない。ゲイは、そのことを普通の人よりも理解しうるチャンスが多い人種だと思っている。
マツコ・デラックス (2012/7/14 週刊東洋経済)
さすが私が尊敬するマツコさん。