『敗北と死に至る道が生活』その4176
妻が収納が無いというのだが、、収納される物を減らすという考えにイマイチ同調してくれない。クローゼットを開けると私の3倍以上の服がぶら下がっているというのに「服がない」と痴呆老人のようなことを言う。よそでご飯を食べさせてもらってないなどと言ってないか心配である。そして今回も無印良品で収納ボックスを買った。職場の飲み会でダンナ衆の意見は、自分にこだわりがないんだったら妻に合わせておけば問題ない。ということだ。私も一人暮らしだったら断捨離派なのだが、家庭にそれを強制することはない。
カルテットというドラマで、唐揚げにレモンをかけてしまう妻と、それが本当はイヤなんだけど言い出せずに受け入れてしまい、外ではレモンなしの唐揚げを食べるというのがあった。
同じ受け入れるでもこだわりがなく受け入れるのと、表面上受け入れているのではまるっきり違う。私の場合はイヤという状態がない。こだわりがない。一人暮らしをしてきた習慣なんて正しいとは思わない。たまたまそうやって生活してきただけだ。どうでもいい。
「どうでもいい」というのはネガティブな言葉だが、生きて行く上で大切な柔軟性だ。